「黒にんにくを食べたけど効果がなかった!」という口コミを見つけました。
人によっては「黒にんにくの効果なし!」っていうこともあるんでしょうか?
たしかに、黒にんにくを食べたけれども「効果がなかった!」という人が実際にいます。
事実、インターネットの口コミを探してみると「黒にんにくを食べたけども効果なし!」という口コミをしている人もいるんですよ。
黒にんにく、騙されたと思って3日食べ続けてみて。バカみたいに元気になるから。これでダメなら相当疲れてるって事だ、と上司にもらった黒にんにく食べ続けた結果はなんと、効果なしです。
— p (@piko_350) November 29, 2019
人によっては効果が出ないばあいもあるんですか?
薬でも人によって「効果なし!」というばあいや「効果が大きすぎる!」「効果が小さすぎる!」というばあいがあります。
(参考元|日本調剤)
また、食べる黒にんにくによっても効果が大きく違って来くるんですよ。
そうなんですね…
わたしはどっちなんだろう…
そこで、今回は「黒にんにくの効果がなし!」という人の特徴についてご紹介します!
結論からいうと
黒にんにくは、実際に食べたけれど「効果なし!」という人も存在します。
しかし、大学や病院などの実験・研究で「健康に効果あり!」という結果が出ています。
それでも「効果なし!」という口コミが存在するのには、どのような原因があるんでしょうか?
また、あなたがそういう結果にならないためにどうしたらいいんでしょうか?
それでは詳しく解説していきます。
- 「黒にんにくは効果なし」という人の特徴がわかる
- 黒にんにくには実際に効果があるのかどうかわかる
- 黒にんにくの効果を実感する方法がわかる
黒にんにくを食べてみて「効果なし!」という結果にならないか心配な人は、ぜひ最後までご覧ください!
黒にんにくは「効果なし!」という人の特徴
黒にんにくをじっさいに食べて「効果なし!」という感想をもってしまう原因をご紹介します。
Twitterを見てみても、「効果あり!」という人が多いですが、何割かの人は「効果なし!」という口コミを投稿していますね。
最近疲労が抜けず体調が悪いので、積極的に栄養のあるものを食べているのだが、(お酢やら黒にんにくやら肉やら)効果なし。しかしお昼に好物のもやしを食ったら気力回復!どうやらもやしが体に合うらしい。完全回復まで毎日もやし。アスパラギン酸を舐めるな!
— Taiga(XipeTotec)利酒師・即興芸術家・イベンター (@PsioCAT) February 20, 2019
そうですね!
黒にんにくについて「効果なし!」という感想をもってしまう原因にはつぎのようなものがあります。
- 病気や疾患がある
- 薬を服用している
- アレルギーの症状をもっている
- タバコやお酒を続けている
- 調理をして食べることが多い
- 少し食べて「効果なし!」と判断してしまう
- 摂取量を間違えている
- 質の低い黒にんにくを食べている
たくさんありますね!
はい!
人それぞれ環境や体質、病気などがちがいますからね。
1つ1つご紹介していきます。
持病がある
病気が原因で「黒にんにくは効果なし」という感想をもってしまうことがあります。
病気をもっていると黒にんにくの成分が効かないんですか?
そういうばあいもあります。
例を挙げてご紹介します。
病気により肝臓の機能が正しく働いていないと「疲労感・倦怠感」の症状が出ることがあります。
すると、病気に気づかず、「年齢のせいか最近疲れやすくなった…」と思ってしまうことがあります。
そして、ちょうどそこに「疲労回復に黒にんにくが効果がある」というウワサを聞いて黒にんにくを食べ始めたとしたらどうでしょうか?
その病気が黒にんにくにを食べたことで治ればいいですが、病気はそれに適した治療が必要なばあいが多いです。
それじゃあ「効果なし!」というふうに思ってしまうかもしれませんね。
そのとおりです。
肝臓の機能が正常に働くように病気を治さないと疲労感・倦怠感の症状はおさまりません。
そのため、疲労感・倦怠感への症状が治まらず「黒にんにくは効果なし!」と判断してしまうことになります。
病院でも診断が間違っていて、もらった薬が全然効かなかったことがあります。
けど、それにちょっと似ているかもしれませんね。
ほかにも、肝臓や腎臓が病気などで正常に働いていないばあいは代謝の能力が低下しているばあいがあります。
代謝ってどういう意味でしたっけ?
代謝とは、体に取り入れた物質を体が必要としているものなど…べつのものに変化させることです。
代謝の能力が低下していると、黒にんにくの成分が体に長くのこります。
質の悪い黒にんにく(アリシンなどがたくさんのこった黒にんにく)を食べたばあい、アリシンが体に影響を与えすぎて「効果なし!」どころか腹痛や下痢を引き起こしてしまうばあいもあります。
「アリシン」とはどういうものなんですか?
「アリシン」とはニンニクのにおいの元になっている成分です。
殺菌、抗菌効果が非常に高く、腸内の悪い細菌を殺してくれる効果があります。
しかしたくさん摂りすぎたり、長時間腸のなかにいると悪い細菌だけではなくいい細菌まで殺してしまうことがあります。
すると腹痛や下痢を引き起こしてしまうばあいがあるので気をつけなくてはいけません。
「黒にんにくを食べたら体調がよくなるどころか体調が悪くなってしまった!危険な食品だ!」なんていう判断をしてしまわないように気をつけなくてはいけません。
なるほど!
自分の体の状態をただしく把握してないと間違った判断をしてしまう可能性があるんですね。
薬を服用している
こちらもおなじく病気をもっているばあいですが、病気の治療のために薬を服用しているとします。
すると、その薬の効果や成分が黒にんにくの効果を抑えてしまう可能性があるんです。
黒にんにくは薬ではなく、食品なので、副作用のようなものはありません。
しかし、薬の効果と黒にんにくの効果の相性が悪く体調不良を引き起こしていまう可能性もゼロではありません。
少しでも不安をかんじたばあいは、かかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
そうですね!
病気によっては食べないほうがいい食べ物や飲み物がありますから、念の為聞いておいたほうが安心ですね。
アレルギーの症状をもっている
病気ではないばあいでも、食物アレルギーをもっている人が黒にんにくを食べるばあいはお医者さんに相談したほうがいいばあいもあります。
食物アレルギーによってつぎのような症状を引き起こしてしまう可能性もあります
- 下痢
- 腹痛
- じんましん
- かゆみ
- 息苦しさ
- くしゃみ
中には深刻な症状にまで発展してしまうばあいもあります。
これまでに にんにくを食べて、これらの症状が出たことがある人はとくに気をつけたほうがいいでしょう。
タバコやお酒を続けている
タバコやお酒を摂取し続けていると代謝の機能が高まります。
すると、黒にんにくの効果が発揮されにくくなる可能性があります。
たしかに、タバコやお酒を摂取していると薬が効かないばあいがある」って聞いたことがあります。
そのようなばあい「黒にんにくは効果なし!」と判断してしまうかもしれません。
タバコは体に悪いだけじゃなく、有効成分の効果も邪魔するんですね!
調理をして食べることが多い
黒にんにくの中には、健康にいい成分がもっとも増加する温度や湿度、熟成方法や期間を研究してつくられているものもあります。
それにさらに熱を加えて調理することで、成分が減少してしまう可能性があります。
それでも「飽きないために調理をしたい」という人もいるかもしれません。
そんなばあいはスライスしてサラダといっしょに食べるなど、熱を加えないでアレンジすることをおすすめします。
少し食べて「効果なし!」と判断してしまう
黒にんにくは、抗酸化作用や免疫効果、疲労回復、癌の予防など、体にとってうれしい たくさんの効果があります。
しかし、もともとは「にんにく」という野菜です。
それを熟成した結果、にんにくにふくまれている健康に有効な成分が増加したものです。
薬のように病気を治すのに有効な成分だけを凝縮したものではないので、食べたからといってすぐに効果が出るわけではありません。
薬のように摂取したらすぐに効果が現れるものだと混同してしまい、はっきりした効果があらわれる前に「効果なし!」と判断して食べるのをやめてしまう人もいます。
もったいないですね!
薬ではなく食品であるということをわすれずに、気長に付き合っていくのがただしい黒にんにくの利用法なんですよ
d( ̄  ̄)
摂取量を間違えている
黒にんにくを食べる人の中には、「たくさん食べれば、それだけ速く大きな効果が得られる」と勘ちがいしている人がいます。
しかし、そういうわけではありません。
そうなんですね!
病院でもらった薬なんかでも速く効いてほしくて、ついつい飲む回数を増やしたり、体調がよくなってくると飲むのをやめてしまったりしちゃうんですよね…
黒にんにくを食べて有効成分をいちどにたくさん摂取しようと考えても、必要以上の有効成分は体の外に排出されてしまいます。
とくに質の悪い黒にんにくを食べるばあいは、「アリシン」という成分がのこっているばあいが多いです。
それをたくさん食べてしまうと下痢や腹痛を引き起こしてしまうこともあるんですよ。
怖いですね…
やっぱり焦るのはよくないですね。
はい!
ただしい摂取量をただしい方法で食べなくてはいけません。
質の低い黒にんにくを食べている
自分で炊飯器を使ってつくったり、スーパーなどで「安く売っていたから」と買ってきた黒にんにくを食べている人も多いと思います。
そのようなばあい、黒にんにくにふくまれている「S-アリルシステイン」「ポリフェノール」「アルギニン」などの健康に効果がある成分があまり増えていない可能性があります。
どのくらいの温度や湿度、熟成方法や期間で有効成分がもっとも増加するか?…などという事はまったく考えられていないばあいほとんどだからです。
たしかに、自分で炊飯器などでつくるばあいはそんな複雑な調節はできないですよね。
炊飯器で黒にんにくをつくるばあいはおよそ1〜2週間 一定の温度であたためてつくると思います。
しかし「有効成分がもっとも増加するにはどうしたらいいか?」…と考えてつくられた黒にんにくとは熟成の方法もちがいますし熟成方法や期間も30~40日位かけてゆっくりとつくられています。
見た目は似ていてもつくり方がぜんぜんちがうんですね!
はい!
自家製の黒にんにくを食べて「効果なし!」と思った人は、質のいい黒にんにくを一度食べてみることをおすすめします。
黒にんにくの効果は実証されている
黒にんにくは大学や病院などで研究され、その効果があることを実証されている食品です。
そのような事例をご紹介しておきます。
黒にんにくの研究でもっとも有名なのは佐々木教授の癌(がん)への効果に関するものです。
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2006年実験結果が新聞で発表黒にんにくの実験結果が地元新聞各社で発表されました。
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2007年「黒にんにくの抗腫瘍性」を発表英国学術誌に「黒にんにくの抗腫瘍性」を論文発表しました。
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2009年NK細胞の活性を確認黒にんにくがNK細胞(ナチュラル・キラー細胞)の活性を高めることを確認。
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2009年黒にんにくを題材とした論文を発表英国学術誌に「黒にんにく」を題材とした論文を発表しました。
佐々木元教授は、
マウスを使って黒にんにくの癌に対する効果を実験し、その結果を発表しました。
その実験の内容・結果に関してはべつの記事でご紹介しています。
他にも、黒にんにくの肝機能への有効性も検証されています。
この実験についてはUMINに登録されています。
UMINというのはどういうものなんですか?
UMINとは、全国42の国立大学病院のネットワーク組織です。
東京大学医学部付属病院内に設置されていて、医療関係を中心にさまざまな情報が提供されています。
大学病院や医療関係者のなかで共有されている情報ということですね。
はい!
また、独自に黒にんにくの効果について研究している病院もあります。
こちらは、東京慈恵会医科大学附属 栄養部の先生がお昼のテレビ番組「ヒルナンデス」で、黒にんにくの疲労回復の効果について紹介されたものです。
黒にんにくには、にんにくの4倍の疲労回復効果があると紹介されています。
また、古田クリニックの先生も黒にんにくの効果について、つぎのように紹介されています。
黒にんにくって、たくさんの病院や大学で研究されているんですね!
あやしい健康食品じゃないっていうことがわかりました。
黒にんにくを「効果なし!」にしないための方法
わざわざ、黒にんにくを購入したり、自分でつくって食べたなら、その効果が実感できたほうがいいですよね!
たしかに、黒にんにくは「美味しそうだから食べたい」という人より「体によさそうだから食べたい」と思って食べる人のほうが多いでしょうね。
そこで、黒にんにくを食べて「効果なし!」という感想をもってしまわないための方法をご紹介しておきます。
よろしくおねがいします。
黒にんにくの効果をかんじられる方法は、つぎのとおりです!
- 1日1〜2片を毎日食べ続ける
- ちゃんとした品質の黒にんにくを食べる
- 禁酒・禁煙する
- 病院に相談する
1つずつご紹介していきます
1日1〜2片を毎日食べ続ける
- 体の調子が悪くなったら黒にんにくを食べてみる
- 黒にんにくがほんとに効果があるのかとりあえず多めに食べてみる
…というような食べ方では、黒にんにくは「効果なし!」という感想をもってしまう可能性は十分にあります。
黒にんにくの効果をしっかりと実感するためには、1日1~2片を毎日食べ続けることが大切です。
少しの量を毎日食べ続けることが大切なんですね。
はい!
黒にんにくは薬のように、病気になったときにそれを治すために摂取するものではありません。
毎日少しずつ、ふくまれる成分を摂取して、疲労回復や癌の予防、抗酸化作用などの効果が実感されるものです。
摂取の仕方は薬というよりサプリメントにちかいですね!
そうですね!
毎日食べ続けてこそ意味があるものだと考えましょう
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ちゃんとした品質の黒にんにくを食べる
「黒にんにくにどれくらいの有効成分がどれくらいふくまれていて、どのような温度、湿度、熟成方法や期間でつくると、有効成分がどのくらい増加する」ということを日々研究している会社でつくられた黒にんにくがあります。
そのように最良な黒にんにくをつくることをめざしてつくられたものを食べることで、効果が実感できる可能性は大きく高まります。
ただ炊飯器に入れて1〜2週間温めてつくった黒にんにくでは、十分に有効成分が増加していません。
もしも、そのような黒にんにくを食べてみて「効果がない」とかんじているなら、いちど品質のいい黒にんにくを食べてみることをおすすめします。
禁酒・禁煙する
飲酒・喫煙をしていると「黒にんにくは効果なし!」と判断してしまう可能性がある…とご紹介しました。
お酒やタバコを摂取していると代謝が高くなってしまいます。
黒にんにくに限らず薬なども、その効果を十分に発揮できないうちに代謝されてしまいかねません。
「効果なし!」とかんじたばあいには、いちど禁酒・禁煙してみることをおすすめします。
それに「タバコを吸うと疲れやすくなる」っていいますよね!
疲労回復の効果がある黒にんにくを食べるのに、タバコを吸って疲れやすくなってしまったらもったいないですよね。
そうですね!
お酒も飲みすぎると肝臓に悪い影響があります。
黒にんにくには、肝臓の働きをよくする効果もあるのでお酒との相性もよくありませんね。
お医者さん相談する
既にご紹介しましたが、何かの病気で体が疲れやすくなっているばあい、その病気を治さないと、黒にんにくを食べても「効果なし!」と判断してしまう可能性があります。
黒にんにくはすべての病気に効く万能の薬ではありません。
あなたの体の調子が悪いばあい、何か病気を患っている可能性もあります。
黒にんにくを食べても疲労回復や免疫アップなどの効果がかんじられないばあいは、一度病院などの専門機関で不調の原因をしっかり調べてもらうと原因がわかるかもしれません。
また、食物アレルギーをもっている人は、黒にんにくを食べる前にお医者さんに相談してみることをおすすめします。
とくにこれまで、にんにくを食べて、つぎのような症状が出たことのある人はおすすめします。
- 下痢
- 腹痛
- じんましん
- かゆみ
- 息苦しさ
- くしゃみ
体のことは、やっぱりお医者さんに相談してみるのが1番ですね!
まとめ!
今回は黒にんにくが「効果なし!」とかんじてしまう原因についてご紹介いたしました。
内容をまとめるとつぎのようになります。
- 病気や疾患がある
- 薬を服用している
- アレルギーの症状をもっている
- タバコやお酒を続けている
- 調理をして食べることが多い
- 少し食べて「効果なし!」と判断してしまう
- 摂取量を間違えている
- 質の低い黒にんにくを食べている
- 1日1〜2片を毎日食べ続ける
- ちゃんとした品質の黒にんにくを食べる
- 禁酒・禁煙する
- 病院に相談する
いかがだったでしょうか?
いくら健康に効果があると実証されている黒にんにくでも、だれにでもおなじように効果がでるとは限らないということですね!
はい!
人それぞれ
- 体質
- 年齢
- 健康状態
- 食べる黒にんにくの品質
…など、さまざまなちがいがあります。
せっかく食べるなら「黒にんにくの効果なし!」となってしまわないために、今回の記事を参考にしてみてください!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今回の話があなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)