黒にんにくって自分でつくるときに、すごいにおいが発生するって聞いたんですけれども本当ですか?
はい。
黒にんにくを炊飯器でつくるばあい10日から2週間位かかるんですが、その間猛烈なにおいが発生します。
そ、そうなんですね…
猛烈なにおいを発生させない対策ってあるんですか?
わかりました!
それでは、今回は黒にんにくをつくるときの「におい対策」についてご紹介します!
結論からいうと
黒にんにくを自作するばあい、猛烈なにおいが発生します。
しかし、ご紹介する方法を実践していただければ、においを大幅に減らすことができます!
ぜひ参考になさってください。
それでは詳しく解説していきます。
- 黒にんにくをつくるときの「におい対策」がわかる
黒にんにくをつくるときの「におい」を少しでも減らしたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
作るときのにおいと手間をゼロにするなら、購入がおすすめです。
黒にんにくをつくるときのにおいとは?
黒にんにくを自作するばあい、炊飯器から猛烈なにおいが発生します。
猛烈ってどれくらいですか?
例えば、キッチンで黒にんにくをつくったとすると家中ににおいがしてしまうほどです。
隣の家がちかいばあい、隣の家からも苦情が来てもおかしくないよなレベルですよ。
車庫での黒にんにくつくりが始まって、なかなかのにおい。
シャッター開けなくても漂ってる。
🚗外気導入にして停めとかれない— ずいか (@zuikasan) November 30, 2021
それは、すごいですね。
それじゃあもう自分でつくるのはムリじゃないですか?
でも、今回ご紹介する「におい対策」を試していただければ、大幅ににおいを減らすことができますよ
(^_^)v
それは助かります!
ぜひ教えてください!
においを大幅に減らす対策とは?
ぜひとも、黒にんにくをつくるときのにおいを減らす対策法を教えてください!
わかりました。
黒にんにくをつくるときのにおい対策には、つぎの7つがあります。
7つもあれば、私でもいくつか試すことができそうですね!
ぜひ参考にさせてください!
【におい対策①】炊飯器はべつで用意する
炊飯器は、現在ご飯を炊くのに使っているものとはべつのものを用意しましょう。
なぜでしょうか?
それは、炊飯器ににおいがついてしまうのでご飯を炊くと、にんにくのにおいがご飯に移ってしまうからです。
黒にんにくをつくるばあいは、使わなくなった炊飯器か、中古で買ってきた炊飯器を使ってください。
まぁ、黒にんにくをつくるのに10〜2週間かかるんですよね?
その間ご飯が炊けなくなるのも困りますから、しょうがないですね。
【におい対策②】にんにくをお酢に漬けて天日干しする
まずは皮をむいていない状態でにんにくを袋に入れてお酢に漬けます。
その状態で1日から2日漬けておきましょう。
時間がない人は、効果は下がりますが10分間漬けただけでも、あるていどにおいは抑えられます。
なんでお酢に漬けるとにおいがなくなるんですか?
にんにくをお酢に漬けると熟成されたときの酵素の働きが弱くなるからです。
「酵素の働き」って何でしょうか?
にんにくは切られたり、すられたり、熟成されたりすると「アリイン」という成分が酵素に反応して「アリシン」という成分に変化します。
アリインはにんにくにもともと含まれているにおいのない成分です。
しかし、アリシンはにんにくのにおいの元になる成分なんですよ。
つまり、お酢がにんにくのにおいの元であるアリシンの発生を抑えてくれるということですね。
そのとおりです。
そして、にんにくをお酢に漬けた後は丸1日天日干しをしましょう。
忙しい人は1時間だけでも天日干しをするとあるていどの効果はありますよ。
【におい対策③】室外でつくる
できるだけ室内で黒にんにくをつくるのはやめておきましょう。
できれば庭かベランダでつくるのがおすすめです。
やっぱり室内でつくると、においがすごいんですね。
はい。
環境にもよりますが、なるべく室内はやめておきましょう。
【におい対策④】コンテナやダンボールで密封する
炊飯器をコンテナや段ボールに入れて密封することでにんにくのにおいを閉じ込めるのも、黒にんにくをつくるときの におい対策になります。
たしかに炊飯器を密封すれば、においを防ぐことができそうですね。
はい
また、屋外でつくるばあいは、上からビニールシートなどをかけて雨の対策が必要になります。
【におい対策⑤】扇風機やサーキュレーターを使う
室内で黒にんにくをつくらなくてはいけないばあい、扇風機やサーキュレーターが、におい対策として効果があります。
扇風機やサーキュレーターをどう使うんですか?
扇風機やサーキュレーターは首を振るのではなく固定して使います。
にんにくのにおいが窓や換気扇のほうに流れていくように風を送りましょう。
においを室内から外に出すんですね。
はい。
そうすることで室内に、においがこもるのを防ぐことができます。
【におい対策⑥】消臭スプレーを使う
消臭スプレーを使うことでも熟成中の、におい対策になります。
たしかに、「消臭」スプレーっていうくらいだからにおいを消してくれそうですね!
どのように消臭スプレーを使うんですか?
におい対策のために、つぎのような使い方をします。
- コンテナや、段ボールに消臭スプレーを吹きかける
- ビニールシートに吹きかける
- においのつきそうなものに吹きかける(服やじゅうたんなど)
なるほど!
【におい対策⑦】専門業者から購入する
黒にんにくをつくるときのにおい対策として1番かんたんで効果的なのは、専門業者から購入するということです。
そもそもつくらないという考え方ですね。
たしかにそうすればつくるときのにおいを減らすというより、ゼロになりますね。
はい。
黒にんにくを自分でつくるのは、金銭的には安く済みますが、多くのデメリットもあるんですよ。
- におい対策が必要
- 手間がかかる
- 失敗も多い
- 家族に嫌がられる
- 美味しくできない
- 有効な成分がすくなくなる
- 完成までに10~2週間ていどかかる
実際につくってみるとわかるのですが、黒にんにくをつくるのは手間がかかります。
にんにくを買ってきて、お酢につけたり天日干ししたり、にんにくの熟成が均等になるように炊飯器の中のにんにくを並べ変えたり…
また、最適な熟成の温度や期間を研究してつくられている専門業者とちがい、味や栄養はかなり落ちます。
それに、最近では国産のにんにくの価格が高くなっているので、自作してもそれほどお得にならなくなってきています。
なるほど…
たしかにつくる人の労力を考えたら、自作してもあまりお得ではないのかも…
専門業者がつくった黒にんにくを購入するメリットには、つぎのようなものがあります。
- 作るときのにおいがゼロになる
- 作る手間がゼロになる
- おいしい
- 黒にんにく自体も、においがすくない
- 栄養が多い
- 2〜4日くらいで届く
- 作るときの失敗がなくなる
たしかに購入するメリットは大きいですね。
はい。
私がおすすめする最強の黒にんにくはこちらでご紹介しています。
まとめ!
今回は黒にんにくをつくるときの「におい対策」についてご紹介いたしました。
内容をまとめるとつぎのようになります。
●【におい対策①】炊飯器はべつで用意する
●【におい対策②】にんにくをお酢に漬けて天日干しする
●【におい対策③】コンテナやダンボールで密封する
●【におい対策④】室外でつくる
●【におい対策⑤】扇風機やサーキュレーターを使う
●【におい対策⑥】消臭スプレーを使う
●【におい対策⑦】専門業者から購入する
いかがだったでしょうか?
黒にんにくをつくるときのにおい対策って結構たくさんあるんですね!
じっさいにつくるときには、ぜひ使わせていただきます!
にんにくのさまざまな「におい」に関しては、こちらでご紹介しています。
におい
黒にんにくの「におい」が気になる人は少なくありません。なんといってもあの「にんにく」を熟成して作った食品ですから。それは食べるときだけじゃありません。自分で作るときにも注意が必要です。そんな「におい」について詳しくご紹介させていただきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今回の話があなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)