ご近所の若い奥さんから黒にんにくは妊活や妊娠に効果があるのか聞かれました。
黒にんにくは、妊活中や妊娠中の人にも効果があるんでしょうか?
メリットや注意すべき点があれば教えていただきたいんですけど?
「黒にんにくが妊活に効果があったら食べてみたい」という人はけっこう多いです。
そして妊娠中はデリケートな期間なので、つぎのような心配をされる方も多いです。
- 妊活中・妊娠中に黒にんにくを食べていいのか?
- 何かデメリットみたいなのはないのか?
そこで今回は黒にんにくの妊活中・妊娠中の効果や注意点についてご紹介します
結論からいうと
黒にんにくは妊活中・妊娠中に食べるとメリットがあります。
しかし、注意すべき点もあるのでおぼえておいてください。
それでは詳しく解説していきます。
- 黒にんにくの妊活中・妊娠中の安全性がわかる
- 妊活中・妊娠中の効果がわかる
黒にんにくの妊娠に関する効果について知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
黒にんにくの効果
黒にんにくにはたくさんの効果があります。「男性」「女性」「血圧」「癌(がん)」「口コミ」「白髪」「肝臓」「プログ」など…さまざまなテーマにわけてご紹介しています。きっとあなたの興味のあるものが見つかるはず!ぜひ1度ご覧になってください。
黒にんにくは妊活中・妊娠中に食べても大丈夫?
黒にんにくは薬品ではないので妊娠中、妊活中に食べても問題ありません。
黒にんにくは、にんにくを熟成することでできる食品です。
つまり、にんにく料理にちかい存在といえます。
よかったです!
でも一度にたくさんは食べないほうがいいんでしょ?
黒にんにくは妊活中・妊娠中に限らず、一度にたくさん食べるのはおすすめしません。
たくさん食べても必要以上の成分は体外へ排出されるだけなのでもったいないですから…
1日に1~2片を食べるようにしましょう。
なにか気をつけることはないでしょうか?
妊娠中に気をつける事は、妊娠中は においに非常に敏感になっています。
そのため「妊娠したら にんにくが食べられなくなった」という人はすくなくないです。
にんにくの においと辛味の成分である「アリシン」は熟成されている間に においと辛味のない成分「S-アリルシステイン」に変化します。
だから、ほとんどの妊婦さんは黒にんにくの においが原因で食べられなくなるという事はないでしょう。
しかし、妊娠中は非常に敏感になる時期です。
中には においのすくない黒にんにくでも食べられなくなってしまう可能性があります。
人によって魚やご飯、お菓子が食べられなくなった…ってゆう話を聞いたことがあります。
私は全然平気でしたけど。
もし、それが自分でつくった黒にんにくや、スーパーなどで格安で購入したものだったばあい、専門業者の黒にんにくをたべてみるのもいいかもしれませんよ。
やっぱり、専門業者のつくった黒にんにくは、においがすくないんですか?
はい。
専門業者は「味」「健康」「アンチエイジング」「免疫力」などに有効な成分が少しでも多く増加するように時間や労力を使っています。
熟成の温度や湿度、熟成期間や方法などを日々研究しているんです。
そのため、価格は少し高くなりますが、ニンニクのにおいの元であるアリシンが、ほとんどS-アリルシステインに変化しています。
味やにおいのレベルが高く、モンドセレクションを受賞しているものもありますよ。
そうなんですね!
それなら、妊娠中でも食べられるかもしれませんね。
はい。
以上が、妊活中・妊娠中に注意していただきたい点です。
黒にんにくの妊娠に関する効果
つぎに黒にんにくの妊活中・妊娠中の効果についてご紹介します。
妊活中に関する効果
妊活中のばあい、黒にんにくは女性だけではなく男性にも効果があります。
そのため、女性と男性にわけてご紹介します。
女性のばあい
女性は年齢が上がるにつれて妊娠しにくくなってしまいます。
しかし、黒にんにくは抗酸化作用により、外見だけではなく体の中からアンチエイジングしてくれる効果があります。
それは、妊活・妊娠に関係なく興味があります!
そうですよね(^_^)
それはまたべつの記事でご紹介してますからご覧ください。
話を戻すと、黒にんにくは体の中から若さを保つので妊娠しやすい体を長く維持してくれる可能性があります。
抗酸化作用とは体の中で発生した活性酸素を除去する効果のことです。
活性酸素は除去されずに体の中に残ると、体の中の細胞を傷つけたり破壊し始めます。
その結果、徐々に体に影響が出始め、まずはシミやシワといった症状でその影響を私たちに知らせてくれます。
そして、それが進行していくと体の中でどんどん老化がすすんでいきます。
代表的なものでいうと動脈硬化などです。
血管の伸縮性がなくなって詰まりやすくなるんですよね?
そうなんです。
伸縮性のなくなった血管の内壁にプラークが付着して血管を詰まりやすくするんです。
怖いですね…
シミやシワは体の老化や動脈硬化のような体の状態を知らせてくれるサインなんですね!
そのとおりです。
そのため、黒にんにくを食べて、抗酸化作用をしっかりとする必要があるんです。
活性酸素に細胞を傷つけられないようにして、若い体を保つことで、妊娠しやすい体を長く維持しましょう。
妊娠しやすい若い体を維持することで妊娠の可能性を高くするということですね。
はい。
そしてまた、黒にんにくには「トリプトファン」という成分もふくまれています。
トリプトファンってどんな成分ですか?
トリプトファンは「セロトニン」の材料です。
セロトニンは感情を穏やかに保ってくれる神経伝達物質なんですよ。
そのため、黒にんにくを食べることで、妊娠中のストレスを和らげることができます。
黒にんにくのストレスや「うつ」への効果については、べつの記事で詳しくご紹介しています。
ストレスが不妊の1つの要因になることがあります。
ストレスがあると出産前でも「プロラクチン」というホルモンの分泌量が増えてしまうことがあるからです。
このプロラクチンは、本来は出産後に分泌量が増えるホルモンです。
乳腺を刺激して母乳を出したり排卵を抑える働きをしてくれます。
しかし、ストレスがあると出産前でもプロラクチンの分泌量が増えてしまいます。
すると排卵に影響が出てしまい不妊の原因になることがあるんです。
(参考|不妊治療の高プロラクチン血症についての質問|よくある質問)
妊活中のストレスは逆に妊娠を妨げてしまうんですね…
不妊治療中の女性がかんじるストレスとは非常に大きいものです。
体や心だけでなく、不妊治療のためのお金の心配もしなくてはいけません。
「妊娠できるかも」っていう期待と「ダメだった」という挫折のくりかえしですからね!
そうなんです。
だから、妊活中のストレスをやわらげてくれる黒にんにくは妊活に効果があるんです。
また、男性もストレスがあると精子をつくる量が減ってしまうという研究結果もあります。
(参考元|桂川レディースクリニック)
男性のばあい
つぎに男性のばあいについてご紹介します。
黒にんにくにはアルギニンという男性の精力をアップしてくれる成分がふくまれています。
アルギニンの効果はつぎのようなものです
- エネルギーの生成を促す
- 血管を拡張して、血の流れをよくする
- 精子の数を増やすとともに活発にする
- ED(勃起不全)の改善
- バイアグラといっしょに摂取することで、その効果がさらにアップする
男性への効果は精力アップだけではありません。
女性とおなじように若い体を維持する効果も、妊活にはとても大切ですよ。
妊娠中に関する効果
つぎに黒にんにくの妊娠中に関する効果をご紹介します。
妊娠中に関する黒にんにくの効果には、つぎのようなものがあります。
- ストレスを和らげる
- 免疫力アップ
- 疲労回復
- 肌にハリと潤いをあたえてくれる
ストレスを和らげる
すでにご紹介しましたが、黒にんにくにはストレスを和らげる効果があります。
おなかの中の赤ちゃんはお母さんの子宮に流れている血液から栄養をもらっています。
お母さんがストレスをかんじると子宮が収縮してしまい血液の流れが悪くなってしまうんです。
そうなると、赤ちゃんの発育が悪くなり胎児の体重がすくなくなったり速産の可能性が高くなってしまいます。
妊娠中はストレスが多い期間です。
そりゃあ、お腹の中に大切な赤ちゃんがいるんですから。
とくに初産の人はストレスはかなりのものですよ。
だから、黒にんにくを食べてストレスを和らげることで、健康な赤ちゃんをお腹の中で育てることができるようになります。
免疫力アップ
黒にんにくにふくまれる、免疫効果によってお母さんがウィルスや病気に感染してしまうのを防いでくれます。
妊娠中はお母さんの免疫力が下がります。
すると、お母さんはいつもは感染しないような細菌やウイルスに感染しやすい状態になってしまうんです。
お母さんが細菌やウイルスに感染してしまうと、お腹の赤ちゃんにまでその影響がおよんでしまう可能性もあります。
免疫力アップの効果がある黒にんにくを食べることでお母さんの感染を防ぐことができるのでおすすめです。
疲労回復
妊娠中は黒にんにくの疲労回復効果が役に立ちます。
妊娠初期にはホルモンバランスが崩れ、体がそれに慣れようとするため疲れやすくなります。
そして妊娠後期にはお腹の赤ちゃんが大きくなるため動くのも大変になりますし、寝ていても重くて苦しいため疲労が溜まってしまいます。
(参考|疲れをかんじている全ての妊婦さんへ | パンパース)
黒にんにくのもつ「体を疲れにくくする効果」と「疲労を回復する効果」が妊娠中の疲労を軽減してくれます。
肌にハリと潤いをあたえてくれる
妊娠中は「プロゲステロン」という女性ホルモンが大量に分泌されます。
それにより、皮脂の分泌が促進されてお肌が荒れたりニキビができやすくなってしまうんです。
黒にんにくには、肌に潤いやハリを与えてくれる効果があります。
妊娠中に黒にんにくを食べることで、ハリや潤いのある肌を保ってくれます。
これも妊娠中に関係なく女性にはうれしい効果ですね!
まとめ!
今回は黒にんにくの妊活・妊娠中の効果についてご紹介いたしました。
内容をまとめるとつぎのようになります。
●黒にんにくは、妊活中・妊娠中に効果がある
●妊娠中はにおいに敏感になるため黒にんにくが食べられなくなる可能性がある
●においのすくない専門業者の黒にんにくなら食べられるかもしれない
●黒にんにくは体の中から若く保ってくれるので、妊娠しやすい体が維持できる
●男性の精力アップに効果があるので妊活のために男性が食べるのもおすすめ
●妊活中・妊娠中のどちらもストレスを和らげてくれるのでおすすめ
●疲れやすい妊娠中は、黒にんにくの疲労回復効果が有効
いかがだったでしょうか?
黒にんにくは妊活中にも妊娠中にも効果があるんですね!
それにしても、ストレスが妊活中にも妊娠中にも悪い影響を引き起こすというのは、はじめて知りました。
妊活中・妊娠中以外でもストレスは体に悪い影響をあたえるんですよ。
それは、ストレスが多いと活性酸素が発生してしまうからです。
健康で若々しく過ごしたいなら黒にんにくを食べてストレスを和らげるのがおすすめですよ。
黒にんにくについて
こちらのサイトでは、黒にんにくについて、さまざまなことをご紹介いたします。「効果」「おいしいつくり方」「注意点」「食べ方やおすすめ調理法」「におい」「おすすめの黒にんにくやサプリ」「保存法」などなど、詳しくわかりやすく解説させていただきます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今回の話があなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)