黒にんにくにはいろいろな効果があると教えていただきました。
それじゃあ、認知症に関しても効果があるんでしょうか?
はい。
黒にんにくには認知症を予防する効果があります。
本当ですか!?
そ、それについて詳しく教えてください!
わかりました!
それでは黒にんにくの認知症への効果についてご紹介します!
結論からいうと
黒にんにくには、認知症の原因である脳内の異常なタンパク質の発生や脳血管の病気の発症を防ぐ効果があります。
その結果、認知症の予防効果があるんです。
それでは詳しく解説していきます。
- 認知症の種類や原因、症状がわかる
- 黒にんにくの認知症への効果がわかる
黒にんにくの認知症への効果について詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!
黒にんにくの認知症以外の効果についてはこちらでご紹介しています。
効果
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認知症の原因や症状
黒にんにくの効果について理解していただきやすくするため、まずは認知症の原因や症状についてご紹介いたします。
認知症の原因
認知症には、その原因によりいくつかの種類があります。
- アルツハイマー型認知症
- 血管性認知症
- レビー小体型認知症
- 前頭側頭型認知症
- 高齢者タウオパチー
こんなに種類があるんですね!
そうなんです。
それぞれかんたんにご紹介しておきます。
アルツハイマー型認知症
日本人の認知症の原因で1番多い60%〜70%がこのアルツハイマー型認知症です。
アルツハイマー型認知症は脳内に「アミロイドβ」というタンパク質が蓄積して神経細胞の性質を変化させることで発症します。
(参考|認知症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省)
血管性認知症
脳内にある血管の病気によって発症する認知症です。
脳内の病気とは、つぎのようなものです。
- 脳卒中
- 脳梗塞
- 脳出血
- くも膜下出血
どれも怖い病気ですね…
そのうえ、認知症まで引き起こすなんて…
レビー小体型認知症
脳や神経細胞の中に「レビー小体」と「レビー神経突起」が発生して神経細胞がダメージを受けることで発症する認知症です。
前頭側頭型認知症
脳にある前頭部と側頭部の脳細胞が少しずつ減少していくことで発症する認知症です。
私は認知症っていうのは、こうやって脳細胞が減っていくのが速くなる病気だと思っていました!
じつは、それは認知症のうちの1つでしかないんです。
高齢者タウオパチー
脳内に「タウタンパク質」という物質が蓄積することで神経細胞が殺され脳が収縮することで発症する認知症です。
(参考|認知症センター | NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター)
「アルツハイマー型認知症」に似てますね!
そうですね。
どちらも異常なタンパク質が脳内に蓄積することが原因で発症する認知症です。
それにしても、認知症にもいろいろな種類があるんだなぁ…
認知症の症状
おもな認知症の症状には、つぎのようなものがあります。
- ものわすれが多くなる
- 時間や場所がわからなくなる
- 理解力や判断力が低下する
- 「仕事」「家事」「趣味」「身の回りのこと」ができなくなる
- 精神的に不安定になる
(参考|認知症|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省)
私自身にも少し思い当たる点があるんですよねぇ…
だれでも年齢を重ねると多少は似たようなことはあります。
しかし、それが悪化していくようなら認知症を疑ってみたほうがいいかもしれませんよ。
黒にんにくの認知症への効果
それでは、黒にんにくの認知症への効果についてご紹介していきます。
少し自分自身が心配になってきました。
よろしくおねがいします!
わかりました。
さきほどご紹介した5種類の認知症の中で黒にんにくの効果があるのは3種類です。
どんなふうに効果があるんですか?
それぞれの認知症にわけてご紹介していきますね!
黒にんにくの「アルツハイマー型認知症」と「高齢者タウオパチー」への効果
「アルツハイマー型認知症」と「高齢者タウオパチー」って何かが脳の中に蓄積するんですよね?
はい。
「アルツハイマー型認知症」は「アミロイドβ」、「高齢者タウオパチー」は「タウタンパク質」という異常なタンパク質が脳内に溜まり神経細胞の性質を変化、死滅させることで発症する認知症です。
その異常なタンパク質に黒にんにくはどんな効果があるんですか?
黒にんにくには「S-アリルシステイン」と「ポリフェノール」という成分が多く含まれています。
そのS-アリルシステインとポリフェノールには活性酸素を除去する働き(抗酸化作用)があるんです。
活性酸素が除去しきれずに体内にのこってしまうと、細胞を傷つけて(酸化させて)しまいます。
正常なタンパク質が活性酸素に傷つけられたばあい、アミロイドβやタウタンパク質という異常なタンパク質に変化することがあるんです。
しかし、S-アリルシステインとポリフェノールは、活性酸素を除去し体内に残らないようにする効果があります。
つまり活性酸素を除去して異常なタンパク質の発生を防ぎ、アルツハイマー型認知症や高齢者タウオパチーの発症リスクを減らしてくれるということです。
なるほど!
事実、フランスでは「ワインを飲む人は飲まない人の5分の1しか認知症を発症しなかった」という研究結果が発表されています。
たしかに、赤ワインにはポリフェノールが含まれているって聞いたことがあります!
黒にんにくにもおなじ成分が含まれているんですね!
そういうことです。
黒にんにくの血管性認知症への効果
「血管性認知症」は、たしか脳の血管の病気が関係するんですよね?
はい。
「血管性認知症」は脳血管の病気が原因で発症する認知症です。
黒にんにくに含まれているS-アリルシステインとポリフェノールの抗酸化作用は、動脈硬化…つまり血管が固くなり伸縮性がなくなるのを抑えます。
血管が固くなるとよくないんですか?
血管の伸縮性がなくなると、血管の内壁にプラークというものが付着するようになります。
このプラークが蓄積してしまうと血管が詰まりやすくなるんです。
それはこわいですね!
はい。
脳の血管が詰まってしまうと脳梗塞を発症するので、血管性認知症を引き起こすリスクが高くなるんです。
なるほど!
黒にんにくの成分が脳血管の病気を予防することで血管性認知症の発生するリスクを減らしてくれるんですね!
そのとおりです。
まとめ!
今回は黒にんにくの認知症への効果についてご紹介いたしました。
内容をまとめるとつぎのようになります。
●認知症にはその原因によりいくつかの種類がある
●黒にんにくが効果があるのは「アルツハイマー型認知症」「血管性認知症」「高齢者タウオパチー」
●黒にんにくに含まれているS-アリルシステインとポリフェノールという成分が効果を発揮する
●黒にんにくは異常タンパク質の発生を防ぎ「アルツハイマー型認知症」「高齢者タウオパチー」のリスクを減らす
●黒にんにくは脳梗塞の発症を防ぎ「血管性認知症」のリスクを減らす
いかがだったでしょうか?
黒にんにくの認知症への効果がわかっていただけたでしょうか?
よくわかりました。
脳の中に異常なタンパク質が溜まるのが認知症の大きな原因だなんて驚きました!
黒にんにくを食べて体だけじゃなく脳の健康にも気をつけなくちゃいけませんね!
そのとおりです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
今回の話があなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)
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