黒にんにくの効能と欠点

黒にんにくの「アスパラギン酸」はどんな成分?効能や効果をご紹介

黒にんにくは「アスパラギン酸」っていう、ちょっと美味しそうな名前の成分が含まれていますよね?

これってどんな効能があるんですか?

アスパラギン酸の効能ですか?

わかりました!

それでは今回は黒にんにくに含まれている、ちょっと変わった名前の成分「アスパラギン酸」についてご紹介します!

結論からいうと

アスパラギン酸には「若さ」「元気」「健康」に関する効能があります。

それでは詳しく解説していきます。

このページで得られるメリット
  • アスパラギン酸の特徴がわかる
  • 効能がわかる
  • 効果がわかる

黒にんにくに含まれている「アスパラギン酸」の効能や効果が知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!

アスパラギン酸の効能や効果とは?

Asparatic acid

熟成された黒にんにくは「アスパラギン酸」が約1.8倍に増加します。

成分 黒にんにく にんにく
アスパラギン酸 14.30mg 7.89mg

まずは、そんなアスパラギン酸の特徴をご紹介しておきます。

アスパラギン酸の特徴

アスパラギン酸 アミノ酸分子

アスパラギン酸という名前はアスパラガスからきています。

やっぱりアスパラガスと関係があるんですね!

はい。

アスパラギン酸はアスパラガスに多く含まれているアミノ酸なんです。

そして、アスパラガスから発見されたためアスパラギン酸と名つけられました。

アスパラギン酸はアスパラガスや黒にんにく以外にも含まれているんですか?

はい。

アスパラギン酸は、つぎのようなものに含まれています。

アスパラギン酸を含む食品

  • 豆類(ソラマメ、グリーンピース、サヤエンドウなど)
  • レンコン
  • たけのこ
  • 牛肉

豆に多いんですね!

アスパラギン酸には、つぎのような効能があります。

  1. アンモニアの排出
  2. 乳酸の分解
  3. TCA回路を活性化させる
  4. グリコーゲンをつくり出す
  5. カリウムとマグネシウムを細胞にはこぶ
  6. 肌の新陳代謝を促進する

多い…そしてよくわからない…

それぞれ具体的に教えていただけますか?

わかりました。

「効能」とは「働き」のことです。

効能はアスパラギン酸が直接 体の器官や成分にあたえる働きを表してます。

そのため、どうしてもわかりにくい言葉が多くなってしまうんですよね…

1つずつわかりやすくご紹介していきますね。

アンモニアの排出

泡

アスパラギン酸はアンモニアと結合して「アスパラギン」になります。

そうすることで、体内からアンモニアを排出する効能があるんです。

そうするとどうなるんですか?

アンモニアが体の中にたまると疲労感がたまり、免疫力がダウンします。

体が弱るかんじですね!

はい。

アンモニアが体の中にたまり、脳にまで達してしまうと肝性脳症になってしまうこともあるので気をつけましょう。

また、アスパラギン酸がアンモニアを排出することで、アンモニアを分解する働きをしている肝臓の負担を減らすことができます。

乳酸の分解

ランニングマシーンでぐったりする高齢の男性

アスパラギン酸には乳酸の分解を促進する効能があります。

疲れたときに「乳酸が溜まった!」みたいないい方をするときがありますね。

はい。

乳酸は疲労物質です。

アスパラギン酸は、乳酸の分解を促進する効能があるため、私たちの疲労を回復してくれます。

黒にんにくは疲労回復の効果が白いにんにくの4倍あるんですよね?

はい。

黒にんにくの疲労回復効果の1つがアスパラギン酸によるものなんですよ。

そうだったんですね!

TCA回路を活性化させる

夕日の海で両手を広げる人

アスパラギン酸には「TCA回路」を活性化する効能があります。

TCA回路?

全然わかりません…

TCA回路とは呼吸によって細胞がエネルギーをつくりだす働きのことです。

アスパラギン酸はこのTCA回路を活性化するため、細胞はエネルギーを積極的につくり出すようになります。

その結果、元気で疲れにくい体になることができるんです。

また、TCA回路が活性化すると、タンパク質の合成も活発になります。

タンパク質の合成が活発になると、ハリがあり、シミやソバカスのない肌になります。

頬に手を当てる笑顔の女性

グリコーゲンをつくり出す

グリコの看板

アスパラギン酸はグリコーゲンの生成を促進する効能があります。

グリコーゲンは、お菓子の会社「グリコ」の名前の由来にもなった、私たちのエネルギー源です。

グリコーゲンは筋肉や肝臓に蓄えられていて、運動や仕事のときなどにエネルギーに変換されて使われます。

黒にんにくやアスパラガスなどを食べてアスパラギン酸を摂取すれば、疲れにくくなるということですね?

そのとおりです!

カリウムとマグネシウムを細胞にはこぶ

カリウムとマグネシウムを細胞に運ぶイメージイラスト

アスパラギン酸はカリウムとマグネシウムを細胞にはこぶ効能があります。

カリウムとマグネシウムを細胞にはこぶとなにがおきるんですか?

アスパラギン酸がカリウムとマグネシウムを細胞にはこぶことで、体の中の体液のバランスを整えてくれるんです。

体液のバランスが崩れてしまうと体の調子が悪くなってしまうため、黒にんにくやアスパラガスを食べて、そのバランスを整えておくことが体調の維持に効果的です。

まとめ!

今回は黒にんにくの成分「アスパラギン酸」についてご紹介いたしました。

内容をまとめるとつぎのようになります。

まとめ

●アスパラギン酸はアスパラガスから見つかったアミノ酸

●熟成されて黒にんにくになると約1.8倍に増加する

●アスパラガスや黒にんにく、豆類、レンコン、たけのこ、牛肉などに含まれている

●疲労回復や体調の維持、美肌に関する効能がある

いかがだったでしょうか?

アスパラギン酸は、若々しくて元気で健康にしてくれる成分なんですね!

そのとおりです!

毎日1〜2片の黒にんにくで若くて元気な体を手に入れましょう!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

今回の話があなたのお役に立てたらうれしいです(^_^)