黒にんにくの効能と欠点

黒にんにくの成分「カリウム」についてご紹介します!

黒にんにくには「カリウム」が含まれているそうですが、カリウムってどんな効能や効果があるんでしょうか?

黒にんにくの成分「カリウム」の効能や効果について知りたいんですね?

わかりました!

それでは、今回はカリウムについてご紹介します!

結論からいうと

黒にんにくに含まれているカリウムには「血圧」「神経」「筋肉」にいい影響をもたらしてくれるミネラルです。

それでは詳しく解説していきます。

このページで得られるメリット
  • カリウムの特徴がわかる
  • カリウムの効能や効果がわかる

黒にんにくに含まれている成分「カリウム」について知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください!

カリウム以外の成分のご紹介はこちらから!

カリウムの特徴

Kalium

私たちが普段見慣れている白いにんにくを熟成して黒にんにくになるとカリウムは約2.3倍に増加します。

成分 黒にんにく にんにく
カリウム 930mg 401 mg

※黒にんにく100g中の含有量です

カリウムはミネラルの1種です。

恥ずかしながらミネラルってよくわからないんですけど…

ミネラルとは5大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル)の1つです。

ミネラルの元素記号

体内ではつくることができないので、食品から摂取する必要があります。

体をつくる材料になったり、血液や体液のバランスを調節したり、体を正常に機能させる効能や効果をもっています。

なるほど!

カリウムは、成人の体の中に約120g〜200g含まれています。

ほとんどが細胞の中に存在していますが、1部は血管やリンパ、骨にも存在します。

「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の予防をしたいばあい、成人1日当たりのカリウム摂取目標は、つぎのような量とされています。

  • 男性3,000mg以上
  • 女性2,600mg

(参考|カリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)

けっこう多いですね!

はい。

カリウムの摂取がすくないと「食欲不振」「脱力感」などの症状があらわれます。
(参考|食生活アドバイザー©テキスト)

どんな食品を食べればカリウムを摂取できるんですか?

カリウムを含む食品には、つぎのようなものがあります。

カリウムを含む食品

  • 黒にんにく
  • 干し柿
  • 枝豆
  • 納豆

なるほど!

カリウムには、こんな特徴があるんですね。

それじゃあ、そろそろ効能や効果についておねがいします!

わかりました!

カリウムの効能と効果

おでこに手を当てて血圧を測る高齢の女性

カリウムには、つぎのような効能があります。

カリウムの効能

  • 細胞内の浸透圧を維持する
  • 神経の興奮性や筋肉の収縮に影響をあたえる
  • 体液のpHバランスを保つ

なるほど…

これらの効能を具体的に教えていただけますか?

わかりました。

それでは、順番にご紹介していきます。

細胞内の浸透圧を維持する

細胞の3Dイラスト

カリウムには「細胞内の浸透圧を維持する」という効能があります。

細胞内の浸透圧を維持するとなにかメリットはあるんですか?

血圧に影響をあたえます。

「ほとんどのカリウムは細胞の中にいる」とご紹介しましたが、細胞内のカリウム濃度と細胞外にいる「ナトリウム(塩分)」の濃度により浸透圧のバランスが保たれています。

細胞外のナトリウムと細胞内のカリウムのイメージイラスト

日本人はナトリウム(塩分)を多くとる傾向にあります。

ナトリウム(塩分)を摂りすぎるとナトリウムが細胞内に入り込みます。

すると細胞が膨張して血管がせまくなり血圧が高くなってしまうんです。

ナトリウムが多くなると細胞内にナトリウムが侵入して血圧が上がるイメージイラスト

高血圧ってどんなデメリットがあるんですか?

高血圧は、完全に予防できれば1年間で10万人の日本人の死亡が減らせると推計されているほど危険な生活習慣病です。

高血圧が進行すると動脈硬化になり、つぎのような病気を引き起こすリスクが高くなります。

  1. せま心症
  2. 心筋梗塞
  3. 心不全
  4. 脳梗塞
  5. 脳出血
  6. 認知症

(参考|高血圧 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

高血圧って、おそろしいですね!

カリウムをしっかりと摂取していれば、細胞内の余分なナトリウムを細胞の外に排出して血圧を正常に保ってくれます(細胞内の浸透圧の維持)

そして、ナトリウムは尿として体の外に排泄されます。

ナトリウムが細胞内と体内から尿になって排出されるイメージイラスト

そのため、ナトリウムの摂りすぎに注意するとともにカリウムを含む食品をしっかり食べて、摂取するようにこころがけましょう!

カリウムを含んでいる黒にんにくを毎日少しずつ食べるのは効果的ですね!

神経の興奮性や筋肉の収縮に影響をあたえる

口に手を当てて考え事をする女性

カリウムは「神経の興奮性や筋肉の収縮にいい影響をあたえる」という効能があります。

そのため、カリウムが不足すると「精神に障害」をもよおしたり「筋無力症」を発症してしまいます。

筋無力症ってどんな症状ですか?

筋無力症とは末梢神経と筋肉の接合部分に異常をおこし「筋力の低下」「疲れやすさ」をまねく症状のことです。

それじゃあ、運動選手にとってもカリウムは大切な成分ですね!

はい。

そんなカリウムを含んでいる黒にんにくは運動選手にもおすすめの食品といえます。

体液のpHバランスを保つ

pHを測定する薬品や器具

カリウムには「体液のpHバランスを保つ」という効能があります。

人間の体液の濃度は「pH7.35~7.45」の弱アルカリ性に保たれています。

それ以下になっても、それ以上になっても体の細胞は正常に働かなくなってしまいます。

pHのバランスが崩れるとどうなるんですか?

pHが低くなると、つぎのような症状があらわれます。

pHが7.35以下になると

  • 呼吸が浅く不規則になる
  • 頭痛
  • 不整脈

pHが高くなると、つぎのような症状があらわれます。

pHが7.35以上になると

  • 筋肉の痙攣
  • 発(-_-;)
  • しびれ

低すぎても高すぎてもよくないんですね!

カリウムの「体液のpHバランスを保つ」という効能は大切ですね!

そのとおりです。

まとめ!

半分に切られた黒にんにくと皮がついた黒にんにく

今回は黒にんにくに含まれている成分「カリウム」についてご紹介いたしました。

内容をまとめるとつぎのようになります。

まとめ

●カリウムは、ミネラルの1種である

●「黒にんにく」「干し柿」「枝豆」「納豆」などに含まれている

●細胞内の浸透圧を維持して血圧を安定させる

●神経の興奮性や筋肉の収縮に影響して「精神障害」「筋低下」を防ぐ

●体液のpHバランスを保ち細胞を正常に働かせる

いかがだったでしょうか?

カリウムのことなんて普段考えたこともありませんでした。

こんな大切な効能や効果をもっているんですね!

そうなんです。

毎日1片の黒にんにくが健康で元気な体を維持してくれますよ。

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最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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